組織内サイレントマイノリティ

声を上げられない組織内少数派

組織内サイレントマイノリティとは

組織内サイレントマイノリティとは日本企業において「何らかの理由」により仕事で力が発揮できなくなり、尊厳を失い、不安感や疎外感を抱え、声を上げられなくなった働く人たちのことを言います。

「何らかの理由」とは「いつまでも」「どこにでも」「なんでも」といった3つの労働条件を満たせ、『会社の思い通りに働ける人』です。いわゆる日本企業では正社員(無限定)と呼ばれています。「会社の思い通りに働いてくれた」恩賞として役職が与えられ、定年までの安泰が得られるといったシステムが成り立っていました。しかし、様々な制約や加齢、使いにくいことを理由に『会社の思い通りに働ける』ことができないという烙印を押された人が企業内で生まれてきました。

企業において重要な仕事(判断業務・意思決定業務)は役職者に、成長実感できるような仕事は若手有望者に、烙印を押された人たちは、極端ですがその他業務が割り当てられ、仕事に対してやらされ感や疎外感を持つようになります。そして将来へ不安を抱き、企業において声を上げられない状態に陥ります。こうして組織内サイレントマイノリティが生まれていきます。

マジョリティ化する組織内サイレントマイノリティの本音や実態を社会へ発信することにより、様々な方々が自身の行動を省みて、考え方や行動のマインドセットと働く人同士がモチベーションを高め合い、イキイキ働ける社会を実現していきます。

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